2012年8月19日日曜日

ショベルのカムブッシュ修正。

カムカバーに問題あったOサンのショベルリジット。

試しにリーマー加工してみます。

専用のごっついプレートを装着し。。。

 その外側にカムカバーを装着。

で、外側からリーマー加工。

このリーマーの利点は・・・クランクケースをバラさなくてもカムベアリングとカムブッシュを交換してラインリーマーできるということでしょうか?

今回はオーバーホールしてるのではないのでブッシュもベアリングも交換してません。

しかし昔から疑問に思うのはこのリーマーキットは内側のベアリングに対してのラインリーマー加工してるわけでは無いような気がするのですが・・・


リーマー加工してみましたの図。

写真ではわかりにくいと思いますがまずブッシュ外側下が削れて・・・
 内側は上が削れて・・・ということでちょうど斜めに削れた感じです。


で、ブッシュ内部軽くホーニングして洗浄してから改めてカムをフリーの状態で組みます。

はい、軽くスムーズに回るようになりました。

もちろん普段のオーバーホールしてる時よりもブッシュ内径は広すぎますがキツくて回らないよりは。。。と言うことでコレでOKとします。




で、シリンダーとピストン、ピストンリングは交換せず元々のを加工修正して組み直しました。

今回のこのカムブッシュ修正、ピストンやリングの加工修正だけで・・・

どれくらいの変化があるか楽しみです。

タペットブロックは下側側面によくあるひび割れがあったのでその辺に落ちてた中古のをとりあえず付けておきました。

今日中にヘッドまで載せて終わらせる予定でしたが昼からは来客接客電話の繰り返しで・・・
結局何も作業せず終了。


この感じだと次の週末には納車できそうです。

オーバーホールでも何でもないのでテスト走行は100キロくらいで許してください!

で最後はこのマグネットに追加工して始動性UPを・・・

と、何か秘密のすごい技を持ってるかのようなことを言いましたが

恥ずかしくても正直に言っちゃいますが私マグネットは全くの無知です。

私を含め当店でこの11年間、誰一人としてマグネット点火を装着した人はいません!

先日HOT CHOPのケンタロー氏に教えてもらった加工+自分が想像する加工をしてみるだけです。

結果が楽しみです。