2012年7月21日土曜日

ショベルのエンジンオーバーホール続きの続き。

昨日と今日の作業報告です。
73FXのクランクケース左側。

ケース内部とクランクピンナットが干渉してゴリゴリになってた部分んを軽く修正しておきます。

こちら80年FXWGのリアシリンダーデッキ部分。

落書きの部分だけなぜかモヤモヤ~っと歪んでて左右合わせ位置も段差なってたので面研で修正です。

オイルストーンで擦りすり・・・は無理だと思います。
余計歪みが増えてしまうかと・・・
段差も歪みも綺麗になくなりました。
リアに合わせてフロントも同じだけ面研。
 上、80FXWGのフライホイールワッシャー交換。
今回はノーマルタイプのを使用。

そう言えばだいぶ前ですが。。。
73FXのS&Sストローカークランクも加工して・・・

フライホイールワッシャー装着しています。
ピストンピンブッシュ交換。

コレもプレス無しでブッシュ交換出来る専用工具ですが・・・

グリグリグリグリとネジをひたすら回すのがしんどいのでプレス使って交換しています。。。
ピストンピンのサイズに合わせてブッシュ内部リーマー加工。


クランク芯出し開始。

ダイヤルゲージ、このセットの仕方だと・・・
目盛り、針の振れがかな~り見難い。。。

ゲージが見やすいように長いシャフトを買って交換しようと思いつつ・・・

既に10年以上経過。。。

まぁ何とかなってます。


芯出しする時はクランクピンやベアリングにほんの少ししかオイル塗って無いので芯出し完了後に即オイル注入。

クランクへ行くオイルはここからピニオンシャフト内部を通って。。。
クランクピンからブリブリブリっと出てきてコンロッドとフライホイールの隙間などからうにゅ~っとオイル出てきます。

写真ではわかりにくいですね。。。
73FXと80FXWGはサクっと芯出し完了しましたが84FXだけかなり手こずりました・・・

が、数値的には84FXが1番良い感じで芯出し無事完了。

ブログの作業報告がかなり手抜きなってますが 作業はいつも通り真剣にやってます。

芯出しは基本、左右共に1/100ミリ以下の振れになったらOKとしています。

73FXのクランクケースとクランクピンナットの干渉、大丈夫だとは思いますが念のため点検。

大丈夫でした。

ケース中央の鉄の鋳込みはかなり高温でもガタはなかったのでスプロケットシャフトベアリングのガタが大きすぎて干渉してたのでしょうか?
そんなこんなでクランク組みたてて行きます。

手抜きはしてません。

左から73FX,80FXWG,そしてお次は84FXも・・・・

と思ってましたがこちらタイミングホールのボルト外すの忘れてたので先に外してそこんとこ洗浄し直してから組んでいこ思ったら・・・
強烈に液体パッキンモリモリでなんやねんと思ったら・・・

ねじ山が全滅してました・・・

ここまできてまたしても痛すぎる確認ミス・・・

すみません。

ここだけでも今日修正しとこ思いましたがココは簡単なようで結構シビアな難しい部分なんで・・・

片付け。

帰って寝てまた明日朝から頑張ります。

結局何やかんやで全然予定道りに作業進んでません。。。

3台まとめてここまでの作業が

昨日完了の予定だったのです・・・

やはり一人で仕事してるとなかなか予定道理には進まないですねぇ。。。


エンジン組みつつなんや背後で臭いな~思ってたら。。。

暑さのせい?アンプが煙出そうなくらい強烈にアツアツオーバーヒートしてました。。。

これも10年以上も毎日酷使されてだいぶいろいろと内部が傷んできてるんでしょうか・・・

明日からはこれにも専用扇風機とセットしてあげようかな・・・


・・・寝ます。