先のブログはすでに2ヶ月ほど前の話でして・・・
外注にて加工されたクランクも既に出来ております。
シリンダーデッキ面も下のエンジンマウント部も完璧に面研され下手なマッチングケース以上にマッチしたクランクケース。
面研だけなら簡単な作業と思われがちですが左右のセンター穴などどこを基準にしてどう加工するかは実は非常に難しくシビアな加工なのです。
なんて自分で加工したわけちゃうので偉そうなことは何も言えませんが・・・
さすがW氏。ありがとうございました!!!
これでやっと安心してクランクリビルト始めれます。
シリンダーベースからのオイル漏れひどかったのもコレで解消されると思います。
左右ケースマッチング加工にあわせて左右のセンター穴も綺麗にマッチング。
右側だけを内面研磨してオーバーサイズのレースに交換するのでは駄目なのです。
ニードルベアリングが入れられていましたが今回は左右ともブッシュ製作しラインリーマー加工済み。
カムもアンドリュースのJカムからストックしている純正カムへ交換です。
ここからがやっとリアルタイムでのブログになります。
3月2日、昨日の作業です。
ケース加工が終った56FLのクランクを組んでいきます・・・
と言いたいトコですが・・・
大量のフライホイール・・・
まずはコンロッドレースの内面研磨を・・・
一気にまとめて6台分やっていきます。
この6台分が組み終われば急いで残り5台分のオーバーホールに取り掛かります。
ひたすら研磨。
まずはクリアランス云々気にせず歪んで楕円なってるレース内面を綺麗に研磨。
市販されているラップヘッドを加工したら研磨力がアップしすぎたので必要以上に研磨しすぎないよう慎重に。。。
午前中には全て完了いたしました。
昨年からかなりカスタム製作の時間が多かったのですが3月からは午前中はエンジン、ミッションのオーバーホール、午後からはその他車体整備やカスタム、塗装と本来のスタンスに戻します。
冬は早起き苦手で仕事始める時間がだいぶ遅くなっていましたが5時半から仕事始めるようがんばります・・・